社会インフラ
- 地域の発展:住民の生活レベルを高め、正しい風紀を強化し、幸せな社会を作り出すために、郷内の各地域には活動センターが建設されており、各地域の住民のイベントや交流の場所として提供されています。
- 二、高齢者健康活動センター:お年寄りの方々のために、娯楽活動スペースとして提供されています。ソフトやハード面も充実しており、お年寄りの生活に楽しみを添えています。
- 三、モデル墓地:郷内のモデル墓地は銘恩堂は台湾大地震により倒壊しましたが、再建後の納骨堂の設備はより改善されており、葬儀施設のサービスの質を高めています。
教育文化
鹿谷郷は山に位置し、村落が散在していますが、勉強の気風が盛んです。それは、清の時代の挙人、林鳳池の出身地であることからもわかります。現在、鹿谷、瑞峰の中学校2校と、初郷、鹿谷、廣興、内湖、和雅、文昌、鳳凰、秀峰、瑞田の小学校9校があります。ほとんどが中小規模の学校ですが、環境も優れ、新しい設備が整えられています。また、読書を推進することで、文化的レベルを高めています。1989年には郷立図書館を建設し、様々な視聴覚資料や図書の情報が豊富に収蔵されています。閲覧ができるだけでなく、各種の芸術文化イベント、展覧会、コンテストなどが開催されるなど、郷内の文化を象徴する精神的シンボルとなっています。
交通インフラ
鹿谷郷内の主要道路の中で延渓公路(151号線)が最も重要です。道幅は15メートルで、延平から渓頭を結ぶ幹線道路です。その次は仁愛路で、道幅は14メートルです。また、仁義路、光復路、愛郷路、鳳園路、和雅路などの主要道路の道幅は12メートルで、そのほかにも道幅6メートルの道路があります。また、工業用道路と農業用道路が合計100本以上あり、鹿谷郷の各村落を結ぶ主要道路となっています。
公共交通機関については、鹿谷郷には鉄道がなく自動車道のみです。現在、台湾汽車客運公司、彰化客運、員林客運が運行しています。自動車を利用する場合は、第2高速道路(二高)の竹山インターで下ります。また、渓頭方面へ向かうルートは全て鹿谷郷を通過しており、住民にも利用されています。
産業の発展
鹿谷郷は空気がきれいで、工場がなく、汚染がありません。茶葉の製造・販売、竹や冬筍の販売が主要産業であり、ほとんどが自己栽培・販売方法によって経営されています。そのため、お茶の製造業者やお茶屋などが林立しており、当地の産業の特色となっています。気候は穏やかで、夏は涼しく、風光明媚です。また、郷内には有名な渓頭森林遊園区や鳳凰谷鳥園などがあるため、旅行やリゾート、避暑地として最適です。近年では、週休二日制や農村観光や生態ツアーなどの人気や観光農業の推進に合わせて、旅行会社、民宿、レストランなどが雨後の筍のように続々と設立され、田舎の旅行サービスが提供されています。新たなビジネスとして、当地の農業を生産のみの第一次産業から、農業生産、農村生活の文化、田園景観や自然形態を提供する第三次産業に転換させています。当地の主要な特産物である凍頂烏龍茶や冬筍の販売に合わせることで、地方の産業に新たな経済発展のエネルギーが加えられ、地方にビジネスチャンスをもたらし、地方経済を繁栄させることが望まれています。
農業の発展
緑に囲まれ、起伏のある鹿谷郷は、総面積が14,190ヘクタールあります。そのうち、台湾大学所有の林が総面積の52.5%を占める7,448ヘクタールあります。そこには、自然の森林や人工的に作られた森林、保存・育成のための竹林や造林されたものなどがあります。濁水渓と清水渓が交わって形成された三角州に面した瑞田村が米(良質米)の産地として有名なほか、凍頂、鹿谷、鳳凰、永隆、小半天、初郷、秀峰、清水などは比較的平坦な土地なので、人口が集中しており、茶葉の生産など農業が発達しています。それ以外は森林で、特に竹林が多く、モウソウチク、マチク、タイワンマダケなどが栽培されています。中でも、モウソウチクの作付面積は約3,000ヘクタールで、台湾全体のモウソウチクの作付面積の五分の三を占めるなど、台湾のモウソウチクの主要産地です。そこで生産される冬筍はさくさくとした歯ごたえで、独特の風味があり、飽きのこないおいしさです。また、主な農産品は凍頂烏龍茶、ミツバ、米、モウソウチク、冬筍、サケなどです。特に、鹿谷郷の経済にとって凍頂烏龍茶は生命線であり、その栽培面積は約2,000ヘクタール、年生産量は約2,000トンに達しています。毎年、春と冬に開かれるお茶のコンテストは、5,000人以上が参加するなど台湾最大規模を誇り、同時に開かれる展示会も盛況で、地域経済を潤しています。
ビンロウも鹿谷郷の主要な作物です。作付面積は約700ヘクタールで海抜が高いため、歯ごたえがよく、良質なため好まれています。また、ミツバは海抜の高い渓頭、深坑地区で生産されています。害虫が少ないため、農薬を使用しておらず、有機野菜として鹿谷郷のレストランで使われています。和雅村の北勢渓上流はきれいで水温も低く、そこで養殖されたベニザケは肉質も柔らかく、食通に愛されています。
観光産業の発展と観光スポット
鹿谷郷は台湾中部の山の中にあります。山に囲まれていますが交通至便で、空気は澄み、年間を通して春のような快適な気候です。人々は素朴で人情味があります。郷内には、煙突のある工場はなく、山や水に囲まれた美しい風景が広がり、リゾート地として最適です。郷内ではエコ産業が盛んで、茶園が連なり、お茶の香りが漂っています。観光スポットも多く、毎年100万人以上の観光客が訪れ、人の波が途絶えることはありません。主な観光スポットには、有名な渓頭森林遊園区、鳳凰谷鳥園、麒麟潭や隣接する杉林渓風景遊園区のほかにも、凍頂山、台湾大学鳳凰茶園、鳳凰眼、萬年亨衢碣、白石牙山、野鴿谷、徳興瀑布、小半天瀑布、大崙山銀杏林、雲海、日出、八通関古道、清水溝渓魚蝦保育区などがあり、自然と触れ合えたり、お茶を飲みながら鳥や虫の鳴き声を聞いたりと、忘れられない時間を過ごせます。鹿谷郷は風光明媚なだけでなく、豊富な地形や古跡、自然生態などがあり、観光農業が発達しています。また、レストラン、旅行会社、民宿なども林立しており、それぞれに特色があります。異なる季節に訪れると、様々な観光ツアーが用意されており、深みのある感性的で知的な旅行を楽しむことができます。